当社はこのところ介護施設の設計および用具の開発にも力を入れています。
そして将来的には国内のみならず海外でも活動できればと考えていますが、特に高齢化が進む中国での活動を視野に入れています。
最近では中国の会社を通じて介護施設用の木製建具を製作し、国内に輸入するといった具体的事例も作ってきていますが、
今後は中国国内の施設に対しても広めていきたいと考えています。
そんな折、中国国内の介護マーケットの実情を知るにはとても参考になる「第二回中国国際介護サービス業博覧会」が5/1から5/3まで
開催される事を聞いて現地を訪れました。
この博覧会は中国国内では最大級のものらしく、労働節と呼ばれる日本でいうゴールデンウィークの休日期間にもかかわらず
かなりの人手で賑わっており、人々の関心の高さを感じました。
博覧会場では、在宅高齢者をネットワークで管理するシステム、高齢者に使用勝手の良い日常品や健康食品・健康グッズ、
車椅子や手摺などの補助用具、介護ベッドや介護浴槽、そしてデベロッパーによる大規模な老人ホームおよび街全体の提案など
多岐にわたる展示が行われていました。
出展者数社とも話す機会を得られてとても収穫のある視察となりました。
