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中国 北京訪問記(1)

「第二回中国国際介護サービス業博覧会」を訪れるため初めて北京へ行く事になったので市内の現代建築も観てきました。
その訪問記を三回に分けてまとめます。
まずはノーマン・フォスター設計による北京首都国際空港第3ターミナル。それまでの古い第1、2ターミナルと異なり
北京オリンピックに向けて作られた超巨大空港です。
数万㎡におよぶ室内天井は全てルーバーで覆われた繊細な表現で、トップライトから入るやわらかい陽射し越しに
透けて見える構造体はすべて赤橙で塗られています。
外観上も渋いゴールド色の屋根と赤い支柱が中国らしい雰囲気を感じさせています。
北京国際空港第3ターミナル2013-04-30 10.39.00.jpg北京国際空港第3ターミナル2013-04-30 10.54.59.jpg
市内では最初にCBD地区と呼ばれる北京商務中心区へ行き、日本の山本理顕設計工場が設計した建外SOHOを訪れました。
20棟70万㎡という壮大なスケールはひとつの街を作る規模で、そんな仕事に関われるのはなんとドラマティックなことだろうと
心震わせながら眺めました。
全てのビルが全く同じ完璧なグリッド表現で統一されている様はまるで模型のような抽象性があり、古典的なようでしかし
未来的な感じがする不思議な場所でした。
建外SOHO 2013-04-30 12.27.14.jpg建外SOHO 2013-04-30 12.43.41.jpg
そしてこの地区では最も見たかったCCTV(中国中央テレビ)。設計はレム・コールハース率いるOMA。
ランドマークとはこういう建物を言うんですね。いろんな事を考えてしまいます、とにかく凄いです。
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